GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、「川畑明美 評判」や「川畑明美 怪しい」と検索すると上位にくるサイトがあります。そのサイトは、本名も顔写真すらも公開していない、うさんくさい管理者が運営しています。このようなサイトの管理者は、人名や商品名などのキーワードで上位表示を狙っているんですね。
そして、上位表示をした後は、「川畑明美氏の商品では、絶対に結果がでない。
だから、「結果を出したいならこっちの方がいい」とうたって、アフィリエイトサイトに誘導しているのです。
今までは、ほとんどなかったので、私もやっと有名人になったのかもしれません。有名になると良いことばかりでは、ないということでしょう。 口コミも掲載していますが、教材を購入された方のご意見ではなく、ほとんどが書籍の口コミの一部をリライトしているようです。
口コミというテクニックはマーケティングではとてもパワフルですが、こういう風に使うのは残念ですね。そして誤解して、投資で失敗して欲しくありませんので、こうして記事にしてお伝えしておきます。
配当金が上がるという発表があったのに株価が下がる現象は?
株価がどうして上がったり、下がったりするのか、わかりますか? 例えば、企業の経営状態が良くて配当金が増えたとします。高い配当金がもらえるのならばと、
その企業の株を購入する人が増え株価が上がります。ところが、配当金が増えると発表された株を買ったとたんにガクンと株価が下がることがあるのです。
理論的には、配当金がこれから上がれば株価が上がるのになぜ逆の現象が起こるのでしょうか? それは、配当金が多くなると予測された段階で、すでに投資家が買い始めているからです。そうすると株価は上がります。そこで配当金が上がると正式発表があったとします。このような場合、配当金が上がると発表された段階ではとても上がっている状態なのです。
予測の段階から購入していた投資家は、「予想通りになったから、もうこれ以上
株価は上がらないだろう」と考えて一斉に売るので、株価が下がるのです。株式投資の世界では、他の投資家を「出し抜こう」と考える人ばかりですから「理論」ではなく投資家の「思惑」で動くことが多いのです。
このように投資家の「思惑」を予測するのは、プロでも難しいことです。川畑の教材は、予測することに注目しているものではありません。
予測ではなく「対策」が大事
他にもロシアの侵攻が与える経済的打撃を予測して、株よりも安全性の高い債券を買おうという動きがあれば、株価は下がります。そして戦争によるエネルギーや食品の不足でエネルギーや食品の価格が高騰して物価が高くなっています。この物価が高い状態は、低所得者を中心に国民の生活が苦しくなりますから中央銀行は、金利を上げて物価の上昇を抑えようとします。米国を中心に利上げが実施されています。
企業は事業拡大するのに金融機関から資金を借入していますから借入れした利息が増えれば、企業の収益を圧迫します。収益が下がると株価も下がります。米国の政策金利が上がると株価が下がるのは、企業の収益が下がるだろうという投資家の思惑でも下がるのです。
実際に企業業績が悪くなる前に債券など、株よりも安全資産を買おうという動きもでてきます。株価は理論ではなく、投資家の思惑で動くことが多いですし、投資家は、他の投資家を「出し抜こう」と考えて行動しますから株価のゆくえを予測するのは、とても難しいのです。
逆にいえば、正確には予測できないので株価が上がっても、下がっても大きく資産を減らさないように対策することが最も重要なのです。ですが、景気の基本的な循環を知らないと、どのように対策をしたら良いのかも、わからないので、拙書『元手ゼロ、毎月5万円で1億円つくる! 9マス分散式ではじめる積立投資信託』では、景気の循環の基本を解説しています。
上記の書籍では、景気循環に合わせてリアロケーションするコツはお伝えしていますが、それは必須ではなく「対策する」ことが大事ということです。有料教材では失敗しないよう「対策する」ことをお伝えしています。
信頼できる口コミとは?
そもそも、本当に信頼ができる口コミというのは、その商品を購入された方の「生の声」だけなのです。商品を購入していない人の口コミは、何も信憑性もありません。もし、口コミを読む場合は「その人が本当にお金を出して買っているのか」を注意して見てくださいね。