投資のヒント

貯金だけでは資産が目減りする?大金があってもリタイア出来ない理由

こんにちは、川畑です。

「投資は、お金持ちのするもの。自分には縁のないものだと、思っていました」

このような意見を、よく聞くことがあります。

でも真実は、その「逆」なんです。

預貯金では、資産が目減りする?


お金持ちでない人ほど、投資を家計に取り入れないと預貯金では、お金を減らしてしまうのです。

預金金利よりも、実際の物価の方が上昇しているからです。

高額な教育費やマイホームのお金
さらに、老後資金を準備するのには預貯金だけでは、間に合いません。

早くこの事実に気付いて欲しい。
そう思って、私は活動を続けています。

ファイナンシャルプランナーと言うと「保険を扱っているのですか?」
よくそう聞かれます。

保険を扱う方が、手数料収入が入りますので事業としては、安定します。

ですが、私はあえて保険をはじめとした金融商品を一切取り扱っていません。

金融商品を取り扱えば、その商品の営業マンになってしまいます。

扱っている金融商品について、不満があったとしても、お金のためにそれを売ることになってしまうのです。

私は、それをあえて避けています。

金融商品をおススメするのではなく、自分で選んで、お金を増やす方法を教えています。

私も実際に、赤字家計からたった6年で2000万円貯められました。

投資を家計に取り入れたから倍くらいにお金を増やせました。

実は、投資について教えるのはとても大変です。

投資は未来予測なので「必ずこうなる」ことはないからです。

それでも金融商品を売らずに安全性も考慮した投資方法を教えています。

1億円あっても早期リタイヤできない理由とは?


投資にリスクはつきものです。

ですが、リスクをとって投資をしないのも、それはもったいないことです。

大事なのは、リスクをコントロールできるようになること。

リスクをコントロールできないと1億円あっても早期リタイヤできないケースも考えられるからです。

資産1億円あっても、その内訳が株がほとんどの場合は、景気によって資産が左右されてしまうからです。

株で1億円あったとしても大きな経済ショックがあれば20%くらい目減りしてしまう可能性もあるからです。

株式の利益は確定しないと「本当の意味」での資産にならないからです。

なので株式投資は、ある一定の割合と決めて増えたら確実に増やせる「債券」に資産を移動させることです。

債券の金利は、低いですがある程度資産があれば、確実に増やせます。

例えば、2%で増やせる債券があったとします。

資金が500万円あれば、たった2%でも1年で10万円増えます。

資産が大きくなれば、大きなリターンは必要なくなるのです。

なので、あなたの「夢」の目標金額になったらリスクのある資産の配分を少なくして安全性の高い資産にシフトしていきます。

そうすることで、確実に資産は増えていきます。

大きなお金の運用方法を教えてください?


「退職金など、大きなお金が入ってきたらどんな運用をしたらいいのてすか?」

そんな質問をいただきました。

まず、半分は安全性の高い金融商品で運用することです。

「個人向け国債変動10年」などは、利率が半年ごとに変わり金利が上がればその時の実勢に合わせて利率が変わります。

金利が下がった場合でも、0.05%の最低利率が保証されているのでおススメです。

残りの半分は、退職金以外の資産がどのくらいあるのかによって変わります。

もしも、預貯金がほとんどないのでしたら運用するのは、退職金の1割までです。

1割は運用しないと、物価上昇リスクに対応できないからです。

ある程度預貯金や満期終身保険があるのでしたら、資産運用に回しましょう。

資産運用とは、時間はかかるけれど確実に増やすものです。

株式投資のように、結果が不確実な投資に大きな資金を投入してはいけません。

退職金の半分を10年国債で運用して残り半分は、投資信託の積立などでコツコツと増やすことが大事になります。

その一部で株式投資も「楽しむ」のは良いことです。

株式投資をすると、退職後も社会とのつながりを保てます。

世の中の経済に関する出来事に関心を持つことになります。

そして利益がでれば、旅行なども楽しめますね!

最もいけないのは、退職金を原資に生活資金を捻出するために株式投資で儲けようとすることです。

株式投資は、投資経験が必要です。

まったく経験のなす人が楽して儲けられる甘いものではありません。

勉強をしながら、少額で試しながらはじめることです。

富裕層ほどリスクを取らない理由とは?


以前FP協会主催で資産10億円以上の富裕層向けサービスの勉強会に参加しました。

実際に富裕層向けにコンサルティングしているファイナンシャルプランナーの話を伺うと富裕層ほど、リスクを取らないとのこと。

株式投資もほとんどは、自社株の保有。
運用しているのは、投資信託や債券がメインのようです。

昨日も書きましたが、年利2%の債券を1000万円購入したら20万円年間手に入ります。

債券は、満期まで保有していれば元本と利息が手に入りますから確実性が高いのです。

投資におけるリスクとは不確実性のことです。

なので、値上がりすることもリスクですし値下がりすることもリスクなんです。

大きな資金を投入する場合は不確実性を避け確実に得られる利益を選ぶべきなのです。

お金持ちほど、それをよく理解しているのです。

また、たまにリターンを狙いに行く時は、日経平均が何かの拍子に暴落した時だそうです。

日本経済に直接影響がない場合も、日本株は売られる時があります。

英国のEU離脱が決まった日も、トランプ大統領の誕生の日も、日経平均は、大きく値を下げました。

そんな時に日経平均株価に連動するETFを購入します。

ETFとは、上場している投資信託のことで株のように時価で購入できる投資信託です。

トランプショックの時は、900円下げました。

翌日は1000円以上、値上がりしましたので短期間で大きく儲けることができるのです。

日経平均株価が下落すると「日本が大変だから助けないと」と言って富裕層は投資するそうです。

投資=経済活動の援助 という思考があり投資先の長期的成長からリターンが還ってお金が育つことを理解している行動です。

退職金などまとまったお金があったとしても欲にまみれて増やそうとすると失敗します。

ご自身で理解できる範囲で手堅く増やすことが、重要です。

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