投資のヒント

つみたてNISAと一般NISAはどっちが良い?注意点やリスクも解説

こんにちは、川畑です。

実は、つみたてNISAは初心者向きと言われていますが、このように株価暴落時は、リスク回避が難しいのです。

初心者向きだからリスクが少ないということではありません。

リスクをしっかり理解して「つみたてNISA」を始めないと、暴落時に「損を確定」することになりかねません。

「私はつみたてNISAは使わない」と、いう方も世帯単位で活用してみませんか?

つみたてNISAは初心者向きなのは、本当か?


ジュニアNISAが終了する20歳前のお子さんには、一般のNISAよりもつみたてNISAの方が始めやすいです。

収入が少ないけれど、「時間」がある若い世代につみたてNISAは向きますね。

ただし、リスクも知らずにつみたてNISAを始めてしまったら日経平均やNYダウが大暴落した時に損してしまいます。

そうならないためにも、知識を付けておいてくださいね。

投資をしてみないと、自分のリスク容認度は計れません。

知らないで投資を始めてしまうと大暴落に耐えられなくなってしまいます。

つみたてNISAの隠れたリスクとは?


「つみたてNISA」をご利用を検討している方もいらっしゃると思います。

また、NISA口座を開いていても今年まだ何も購入していなければつみたてNISAに移管することも可能です。

金融庁が下記のような一定の条件を定めていて

・買付手数料がない
・手数料が安価
・毎月分配型でない

まったくの初心者でも、長く続けることで、失敗が少なく安心と思っていたのですが
つみたてNISAの対象投資信託をよくよく眺めていて隠れたリスクとよく書かれている記事に、少し誤解があるように感じました。

もちろん、初心者でも最低限の「損」をしないような投資信託が並んでいます。

それは、金融機関が「儲かる」ためのボッタクリ投資信託が排除されていることなのです。

その点だけでも、大きく「損」をすることはありませんが、
金融庁がつみたてNISA制度をはじめた「意図」をきちんと理解していないといけないと感じた部分があるのです。

つみたてNISAの注意点とは?


「つみたてNISA」は月3万円くらいで、コストの安いインデックス型の投資信託をコツコツと積立できる口座です。

「つみたてNISA」では、予め金融庁が購入時の手数料がなく、運用している間も手数料が少ないタイプを厳選しています。

金融機関が現行NISAよりもCMをしていないのは手数料が取れないからかもしれませんね。

さらに、毎月分配型の投資信託もありません。

つまり、何も調べなくても手数料が比較的安価で、分配金を受け取ってしまって複利効果がなくなる心配のない

初心者でも安心して取り組める制度なのです。

ただし、積立投資信託も完璧な手法ではありません。

下がり続けている投資信託やいったん上がって、下がってしまう「へ」の字のような投資信託を選んでしまっては、マイナスになってしまう可能性もあります。

詳しくは、拙書
「9マス分散式ではじめる積立投資信託」を読んでくださいね。
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「つみたてNISA」は、20年という比較的長い期間運用できるので下がり続けるだけの投資信託や
「へ」の字で積立が終了してしまうことは可能性としては、少ないです。

ただし「20年という年月があれば」の仮定です。

投資は、必ず増やすことを目的としていますが短期間では目的達成は、難しいのです。

20年という長い年月を利用することで「必ず増やす」可能性を上げているのです。

なので、早ければ早くはじめた方が有利です。

20年の間に、お金を使う時期がくるのでしたら、そのタイミングに合わせて組み合わせる資産を考えないといけません。

また、リターンを上げるのでしたら適度に利益確定をしてリバランスをする必要もあります。

できるか不安な方は、拙書を読んでみてくださいね。

つみたてNISAと一般NISAどっちがイイの?


過去に何度か書いているのですが「つみたてNISA」について、
お問い合わせをいただいたり制度自体を知らない方が多いので繰り返し一般NISAとつみたてNISAの選び方をご紹介しますね。

まず、2018年から始まった「つみたてNISA」は、年間40万円の積立で購入した投資信託の利益が20年間非課税という口座です。

ただし、積立できる投資信託は、金融庁が制限をしていて、下記の一覧の投資信託のみです。

・つみたてNISA対象商品一覧

さらに、金融機関によっては、上記商品を選んで販売しています。

金融庁の基準としては、購入時の手数料がかからないこと、その他の手数料も少ない投資信託となっています。

つまり、初心者の方が、どれを選んでも金融機関の儲けになる投資信託はありません。

なので金融機関が、積極的に広告もしてないですよね(笑)

一方、一般のNISAのおさらいです。

一般NISAは、2023年までが非課税期間です。

こちらは、投資信託に指定もありませんし、株や上場している投資信託のETFも購入できます。

非課税額も120万円と大きいです。

さて、どちらを選んだらよいのか?

まず、投資にどのくらいお金が割けるのか。
最低限生活費の6ヶ月分は、預貯金で確保してくださいね。

その上で、20年間使わなくてもいいお金でしたら「つみたてNISA」でも良いでしょう。

これから投資を始めるのでしたらトータルの金額では「つみたてNISA」の方が多いです。

ただし、教育費の一部を運用したい場合などは20年は長すぎます。

我が家も教育費のピークが6年後にくるのでそこでお金を使うので、一般NISAの方が良いのです。

また、2014年にはじめた一般NISAで資産がマイナスになっている人は、

ロールオーバーした方が有利なので一般NISAを選びましょう。

つみたてNISAを選んでしまうと、ロールオーバーできません。

つまりまとめますと

・20年くらい使わないお金の場合→つみたてNISA
・2023年くらいに使う予定がある人→一般NISA

と、なります。

つみたてNISAも20年間引き出せないことはありませんが、
投資信託だけなので、長く続けた方がリターンも上がります。

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