こんにちは、川畑です。
日銀は、マイナス金利を導入した時に個人の預金は、マイナスにならないと説明していました。
当時、ブログで
「マイナス金利を導入すると、銀行の経営が悪化するので、手数料が高くなる可能性はある」と書きました。
銀行の手数料が高くなれば、金利面ではマイナスにならなくても預金者にとっては、実質的にはマイナスです。
それが、いよいよ現実になるかもしれません。
銀行だけにお金を集中させないこと!
最近「口座維持手数料」を検討する報道を見ることがあります。
そうなると、銀行に預けるだけでお金が目減りしていってしまいます。
だから、銀行に預金しないで、タンス預金がいいということでは、ありませんよ?
現金を持っていると、盗難など危険性があります。
では、どうしたらいいのか?
預金だけでは、お金が目減りしてしまうので、投資を取り入れ、リターンを上げるしかありません。
また、銀行預金だけでなく国債など安全性の高い債券に資金を移動させる必要もあります。
債券は、保有していても管理料はありませんので!
ただし、債券だけではリターンが少ないので株式に連動する金融商品も保有しないと資産が目減りするということです。
具体的には、株式を保有するのか?
株に連動する投資信託を保有することです。
保有資産をトータルで考えることがこれから先、重要になってきます。
口座維持管理料が必要になったとしても、銀行口座ナシでは、生活はできません。
銀行は、大リストラを進めて経費削減の努力はしていますが、それでも「手数料」に着手しないと、経営が成り立たないかもしれません。
制度が決まってから、動くのでは遅すぎます。
早く行動することで、お金はちゃんと増えてくれます。
余剰資金がないから投資できない?
投資をする時の悩みってなんでしょう?
友人の投資スクールでは、下記のような悩みがあったそうです。
・投資用の資金を「余剰資金」として考えているので、一向に増えない
・収入の中で、どのくらい投資に回せばよいかわからない
投資は「余剰資金」でと、考えている人が集まることに友人の人柄を感じます。
でも、いったい「余剰資金」とは、どんな資金なのでしょうか?
普通に生活をしていて、余っているお金なんてないですよね?
これは、多少面倒ですが、5年前後の中期で必要になるお金を試算してみるしかありません。
その場合、何にどのくらいお金が必要なのか自分で調べないといけません。
人によっては、何にどのくらいのお金が必要なのか調べるだけで挫折してしまうケースもあります。
そこまで、細かく調べなくてもザックリとでよいので、考えて欲しいのです。
そのお金の予定を作っていくと、5年以上先に必要になってくる資金もでてくるはずです。
例えば、独身の方でしたら、将来結婚するための資金ですね。
結婚できるのか・できないのかは、あまり関係ありません。
少しでも結婚したいと思っていたら準備しておくべきです。
結婚費用と住宅取得のための資金などは意識して予定しておくと、結婚後の生活がスムーズになります。
本当に必要になるか・どうかわからないけど「結婚したい夢の資金」を準備していくと、本当にゴールインします。
私も過去にコーチングして、本当にゴールインした方が何人もいます。
そして、そのような不確実なお金は投資を利用してもいいと思っています。
厳密には、余裕資金とは言えませんが将来必要になるか・どうかわからない資金は多少リスクをとっても良いでしょう。
私も子どもが3・4歳の頃に私立中学に行きたいと言われましたが、その当時は、本当に行くか・行かないかは、わからなかったのです。
収入内どのくらい投資してもいいの?
「収入の中で、どのくらい投資に回せばよいかわからない」についてお話します。
30代で貯金がゼロ円という前提でお話します。
まず収入の10%のお金は、貯蓄や投資に回すと決めましょう。
手取り26万円としたら、2万6000円です。
貯金ゼロ円でしたら、まず生活費の6ヶ月分を預貯金で確保したいですね。
万が一何かがあった時のお金です。
手取りから預金分を差し引いた23万円×6ヶ月で138万円です。
収入の10%に加え、ボーナスの半分も貯蓄できると、貯まるのが早いですね。
さて、生活費の6ヶ月分が確保できるまで投資をしてはいけないのでしょうか?
そんなことないですよ。
貯蓄額の10%程度は、投資信託を利用した方が良いです。
先ほどの例では、3000円くらいでも投資に回してみましょう。
たった3000円と思われるかもしれませんが3年くらい運用すると、随分違ってきます。
預貯金では、まったく増えないので、その違いにビックリします。
先日も、3年振りにセッションしたクライアントが「投資信託だけで、こんなに増えるとは思いませんでした」
と、喜びの声をいただきました。
増えるのがわかると、少しでも増額したくなります。
100円でも200円でも投資額を増やしてくださいね。
すると、いままで浪費していた人も節約が上手になるので、ビックリします。
預貯金は、生活費の6ヶ月以上は必要ありません。
それが準備できたら、全て投資に回しても大丈夫です。
つまり、収入の内の10%は、投資に回していいってことです!
投資信託だけでも、月2万円くらい積立できればお金が貯まるスピードが速くなります。
ある程度資産ができたら、実現したい夢に合わせてもう少しリスクを取った投資も取り入れていいでしょう。
投資信託で100万円くらいになったら、その10%は、もっとリスクをとって利率を上げましょう。
学生時代、仕送りも少なく、本当に手持ちのお金がゼロになったことがありました。
食事付のバイトをしていたので、バイト先の食事でなんとか生きていましたが辛かったですね。
バイトに行くまで、水しか飲めませんでした。
そんな経験もあり、独身時代でもある程度のお金は、貯めていました。
結婚して、マイホームを購入した時に使いました。
独身時代に、債券等で運用していたので結婚後、すぐにマイホームを持てたのです。