こんにちは、川畑です。
突然ですが、投資未経験の方は、中々投資する事に一歩踏み込めないと思います。
主な投資に一歩踏み込めない理由は、
①投資は難しい、わからない
②投資を始めるタイミングがわからない
③投資の必要性を感じていない
④投資するお金がない
こんな理由がありそうですね。
1つ1つ解説して行きますね。
投資は難しくて、わからない?
①投資は難しい、わからない
投資は買って、それでお終いではありません。
いくらおススメの銘柄を教えて貰っても買うタイミングや売却のタイミングが悪いと逆に損をしてしまいます。
投資は難しいと言いますが仕組み自体は、単純です。
「安く買って難く売る」
これだけです。
ただし用語は聞きなれない言葉が多いので、その意味を理解して自分の中に取り込むまでは、時間がかかります。
②投資を始めるタイミングがわからない
株式投資や一括で投資信託を購入する場合は投資のタイミングを計る必要はあります。
その場合、株価急騰のニュースを聞くと乗り遅れた思ってしまいますし悲観的な経済ニュースが流れると今買ったら損するかもと、思ってしまいます。
ですが私がおススメしている、投資信託の積立は一度にお金をつぎ込むものではありません。
少しずつ時期をずらして買うことで、タイミングを読む必要もありません。
初心者でも失敗しにくい投資なのです。
ただし、積み立てで購入するのは、完璧な方法ではありません。
相場の波がある程度予測できるようになったら少額で投資でき、時価で買うことのできるETFに挑戦するといいです。
③投資の必要性を感じていない
私は、投資の必要性を感じていない方が最も危険だと感じます。
老後資金は、公的年金の他は自身で蓄えてきた資産になります。
その蓄えた資産が底をつかないようにすること、「資産寿命」を延ばすことが重要なんです。
預貯金では、まったく増えませんので老後も投資を続ける必要があります。
投資で増えた分だけを使っていればお金は、長持ちします。
老後に入る前に、お金を長持ちさせる方法を身に着けておけば安心なのでする
④投資するお金がない。
お金がないのでしたら、収入を増やすか、支出を減らすしかありません。
・70歳まで長く働き年金を繰り下げ受給する。
・家計管理を徹底する
・副業をする
などがありますね。
少しの資金が貯まったら、少額の投資も取り入れてくださいね。
最初は、預金額の1割でも十分です。
預金では、金利がほとんど付きませんから最低限1割でも投資しないと物価の上昇に追いつきません。
以前は、高齢になったら預貯金を切り崩して生活するのが一般的でした。
超低金利になってしまいましたのである程度の運用は、必須です。
是非、現役時代から投資を家計に取り入れてくださいね。
寂しい感情が浪費につながる?
お金の貯まらない人。
もしかしたら、少し寂しい方なのかもしれません。
寂しいという感情があると¥たくさんのモノに囲まれていないと落ち着かなくなります。
例えば、沢山の食材が冷蔵庫にないと寂しく感じてしまう等です。
ですが、食べきれないほどの食材があって賞味期限が過ぎて捨ててしまってはお金を捨てるのと同じことです。
同じ食材があったとしても、ホームフリージングするなど上手に保存することが大切なのです。
それだけでも、お金は貯まります。
寂しいとか悲しい感情があると自制心がきなかくなるという研究もあるそうです。
悲しい・寂しい気持ちにならないようにdモノを買う時も吟味しましょう。
私は、学生時代貧乏でしたからお洋服を買うにも、靴を買うにも、バッグを買うにも、ものすごく比較して、手持ちの服とのコーディネイトを考えて購入していました。
この感覚は、投資商品でも同じです。
ものすごく比較して、手持ちの資産とのバランスを考えて購入すること。
そうやって、選んだ投資商品はとっても気に入ります。
私は割と投資商品を購入するのはお買い物と同じ感覚でいます。
じっくりと比較しながら選ぶこと。
カンや勢いで購入する良いことありません。
時間をかけてでも、良いものを選びたいですね。
マイナス思考で投資してしまうと???
オンラインの教材のサポート期間が終了する時に不安を口にする方が多いです。
不安に思うのは、危険察知能力ですからないと困るのですが、常に不安な気持ちでいるのは、良くありません。
特に投資は、不確実性が高いものなので不安に思うのは当然です。
そこは受け入れて、それ以上の不安を持たないことです。
マイナス思考になってしまうと本当にマイナスな事態を引き寄せてしまいます。
特に女性は「損失回避」の傾向が高いです。
失敗や損失を避けたい気持ちが高いのです。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンらの研究によると、私たちは「損失を過大評価してしまう」といいます。
損失は利益の2倍の痛みを感じるようです。
損失を避けたいのでしたら、景気循環の基本を学ぶしかありません。
ただし、景気循環や経済については様々な要素が結びついて毎回同じ結果になることはありません。
アメリカの政策金利の利下げがあれば教科書的には、株価が上がるはずです。
ところが株価は、下がってしまいました。
これは、利下げは「ある」と予測した投資家達が、利下げしたら株価が上がるから今のうちに買っておこう、行動したからです。
実際に利下げの発表があった時思っていたよりも利下げに積極的でなかったため、株価が下がったのです。
景気循環の基本を学んで、株式市場のクセを知ることで不安な気持ちは、薄らぐはずです。
また、損失は利益の2倍の痛みを感じるので予め損失もあることを理解しておくことです。
損切のタイミングを逃すともっと大きく損切することになってしまいます。
人間の脳はネガティブに考えがち?
人間の脳は「ネガティブ」に考える性質をご存じですか?
脳は、危険を回避するために、未知なものやいつもと違う事をするのを嫌う性質があります。
いつもと違うことをするのを嫌うので三日坊主は、当たり前なのです。
なので、意識的にポジティブに考えることが大事です。
我が家の子ども達も、「どうせ〇〇だから、ダメに決まっている」などと、口にすることがあります。
大抵テスト前なのですが(笑)
そんな時は、過去にあった「ラッキーな出来事」を話すようにしています。
あなたは、ツイているから大丈夫!
そうマインドが変わるとネガティブ発想から抜け出せるのです。
ただし、ネガティブ思考は、投資をする時に必要な感情でもあります。
もしも株価が下がったら、と考え予防策を考えることも大事だからです。
ネガティブ思考は、あっても良いのですがポジティブ思考も受け入れる。
それが大事です。
こんな、ご質問いただきました。
「今、購入している銘柄でマイナスになっているのがあります。
このマイナスになっている時、マイナスが続く時、上がるのを待つのですか?」
マイナスになってしまうと不安ですよね。
その不安を受け入れて、さらにポジティブにも考えてみましょう。
今マイナスになっているということは積立で購入しているのでしたら
「安く買えている」ということです。
安く買えてラッキー、と思ってくださいね。
ずっとネガティブ思考でいるとマイナスが気になって、手放してしまうことにかねません。