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賢いお金の貯め方 ~お金を貯めるのが本当に苦手なあなたへ贈る、続けられる”賢い”お金の貯め方

貯金ができないという「思い込み」は、ありませんか?

「貯金が苦手なんです」という方もいますが、貯金が苦手だと思っている人は、共通の「思い込み」があると感じています。これは収入が多い、少ないは、あまり関係ありません。周りから、うらやましがられる高収入でも「貯金ができなくて……」と、悩んでいる方もいます。収入が少ないとか、奨学金の返済で大変な方でなく、ごく一般的、もしくは少し収入が高い人でも「貯金がなぜか苦手」と言われる方は少なからずいるのです。

なぜ、貯金ができないのかと色々話を聴いていくと「貯金するには、我慢しなければならない」という思い込みがあるようです。貯金するためには、好きなものや欲しいものをすべて我慢して、地味な暮らしをしなくてはならない、そんな思い込みです。

浪費タイプの私が貯金できた理由

実は私は、どちらかというと「浪費」タイプなんです。占い的にもそういう星のもとに生まれているようなのです。ですが、なぜ貯蓄ができるようになったのか? それは「貯金をして夢を叶えた」体験があるからなんです。

学生時代、大学進学を親に反対されてもお小遣いもバイト代も貯めて大学受験をして合格したら親が認めてくれて、大学費用を出してくれたのです。大学の受験費用は、宿泊費も入れると25万円くらいでした。当時420円の時給のバイトで準備するのはとても大変でした。それでも「貯金」することで自分の望む未来を手に入れたのです。

貯金は、「未来の自分への仕送り」なんです。また貯金は、一括で購入できないものを購入するためのものなんです。ひたすら我慢して、お金を大事にとっておく、そういうことではなく夢をつかむための切符代なんですよ!

「清貧」を誤解していませんか?

特に日本には「清貧」という言葉があります。デジタル大辞泉を見てみると「私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること」との解説です。

貯金というとこの「清貧」のイメージがあるのかもしれませんね。ですが、清貧は「貧乏」とは違います。貧乏の場合、お金がなく貧しい暮らしをせざるを得ないことです。

ところが「清貧」は、お金があるにも関わらず「物質的に豊かな暮らし」をあえて求めないということなのです。所有するお金やモノが増えると、それらに人生を支配されてしまい精神的な豊かさがが奪われてしまうからです。

実際に、所得の低いご家庭ほどモノに溢れて生活しています。友人のお片付けの先生が言うには、戸棚を整理するために、中身をすべて出してみると同じ洗剤が2~3個もでてくると、いいます。整理整頓されていないから、以前購入した洗剤が見つからずにまた購入してしまうのです。同じものを何回も購入してしまうのだからお金も貯まらないし、部屋もモノで溢れてしまうのです。

金持ちは汚いという人ほどお金が好き

そういう方は「清貧」とは、真逆の生活をしているのです。「清貧」の意味をはき違えているのでしょう。節制をせずに、「お金への興味を抑えて貧乏に甘んじている」と、誤ってイメージしているのだと感じます。

なぜなら、「金持ちはケチだ。金持ちは汚い。きっと汚いやり方で儲けてる」と、口にする人ほど本当は、誰よりもお金が好きなんです。さらに言うと「楽して儲けたい」一攫千金の話に食らいつく方が多いのです。「清貧」とはかけ離れた方ほど自分こそが清貧だと思っているのです。モノで溢れている生活をしている方は、「清貧」とは言えません。

実際、私が赤字生活をしていた頃は、醤油がなくなって買い足したことを忘れて買って帰ったら、家にあった…… なんてことが、ありました。生協で買い物するようになって在庫を確認してから注文するのでこのような無駄使いは、なくなりました。節約するには、習慣を変えてみることも大事なのです。

続けるためには、新しい良い習慣を考えること

お金の使い方は、ほとんどが習慣だという事実を意思していますでしょうか。「貯金しよう!」と思っても続けられないのは、あなたの意志が弱いからではないのです。習慣とは無意識にやっている「長期記憶」だということです。長期記憶とは、例えば自転車に何十年も乗っていなくても、乗れなくなることはないですよね。これが長期記憶です。このような「長期記憶」を消えてなくすことはできません。なので「浪費の習慣」を消そうと思ってもそれを消すことは、無理なんです。

では浪費を克服するのは無理なのかと思いますよね。実は、ひとつだけ方法があります。浪費の習慣を克服するには、新しい習慣で上書き保存するしかありません。長期記憶は消せないので、その記憶である「浪費グセ」がでてこないように「新しい習慣」を上書きすることで消すことができるのです。パソコンの上書き保存と同じなのです。

安物買いの習慣を新しい良い習慣に上書き保存する

お金が貯まらない人の共通点に「安売りが好き」という習慣があります。意外と思われるかもしれませんが「安いもの」を探して買うのでは、お金は貯まらないのです。そもそも「安かったから買った」という理由は、本当は自分に必要だから購入したわけではない側面もあるのです。例えば、洗剤の2個セット売りは、2つも必要ないですよね? 2つ買うと安くなるから買っただけで本当は、2つも欲しくないのです。

また、スーパーで安いものを探して献立を立てていると、家にある食材を使い切ることができなくなるデメリットもあります。食材を捨てるのは、お金を捨てるのと同じです。1週間単位でよいので、ある程度の献立を考えて「欲しいもの」を目的に買い物をすると良いですね。

私の家計が毎月6万円の赤字だった頃は、いつもスーパーで買い物をしていた。この習慣をやめて、生協などの宅配に変更したのです。宅配で食品や日用品を購入する新しい習慣では、家で注文できるので「在庫」を確認して注文できます。これで「安いモノを探して買う」が、「在庫を見て購入」に上書き保存されました。
そして、もう一つ大事なことは、「一定期間続ける」ことです。「悪い習慣」を「新しい習慣」に上書き保存するのには、実は3週間、21日かかるのです。それは、脳の中の「海馬」(記憶に非常に深く関わっている所)の仕組みによるのです。人間の「記憶」は、いったん海馬に入って、夜寝ている間に整理されて長期記憶になっていきます。そして海馬の中に新しい情報が保存される期間は、大体3週間、長くて4週間なのです。この約3週間の間に、何度も何度も同じ情報が海馬の中に入っていくことによって「長期記憶化」がしやすいので、「習慣」が変わりやすくなります。

固定費を見直すとお金が貯まる

あなたが、なかなか貯金できないのは、間違った思い込みと悪い習慣を上書き保存できる「新しい良い習慣」がないことは、理解できたと思います。まずここを克服することがとても大事です。

新しい良い習慣ができたら、ムダ使いがなくなってきます。そうしたら毎月「先取り貯蓄」をしていきましょう。毎月一定額を貯蓄して、その残りで生活するのです。まずいくら「先取り貯蓄」できるのか、調べてみましょう。

家計簿をつけるのが一番良いのですが、それが続けられないのでしたら現金で買い物したら必ずレシートを保存しておいてください。自動販売機で購入するなどレシートがない場合は、メモしておきましょう。それだけできれば、十分です。そして月末やお給料日に使ったお金の合計を出してくださいね。これが「変動費」です。

後は銀行から引き落としになっている金額を書き出してみましょう。銀行から引き出している資金は「固定費」です。

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固定費は、下記の費用になると思います。

・光熱費
・住宅費
・通信費
・保険料
・車の維持費

光熱費は、電力会社とガス会社を切り換えてみましょう。見積もりサイトなどで検討すると良いですね。

住宅ローンも見直してください。住宅ローンの借換、繰上返済も必須ですが今借りている銀行に交渉するという手もあります。賃貸の方は、大家さんに契約更新時などに交渉してみましょう。長く住んでいると、新しい入居者の方が家賃が低い場合もあります。空き室があれば、調べてみてくださいね。

スマホ代の通信費も定期的に見直しましょう。保険料も見直してくださいね。手取りの収入の3%以上かけている場合は、掛け過ぎです。

自動車保険も必要以上の保証や特約がついているのでしたら、見直しましょう。マイカー通勤をしているのでしたら、電気料金とセットにするとガソリン代も節約できます。

新しい良い習慣で節約した変動費と見直しした固定費で、毎月の「先取り貯蓄」の金額を割り出しできれば、銀行引き落としで積立できる仕組みを利用してくださいね。預金が少ない方は、銀行の積立定期で、預貯金がある程度あれは、毎月の積立投資にチャレンジしてくださいね。

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